【注意】 この記事は過去に別サイトで執筆したものを再掲載したものです。 内容が古くなっていて現在では適用できない場合や、もっと良い方法が出来ている場合があります。 |
入手
- http://www.php.net/
- 日本PHPユーザー会 (Japan PHP User Group)
http://www.php.gr.jp/
すぐに始めるにはXAMPP環境が便利。
比較演算子
- 型変換が自動で行われる以外は、C言語などの比較演算子と同じ。
- 厳密チェックのために”===”,”!==”という演算子が用意されている。
- ’10’が数値なのか、’1’と’0’から成る文字列なのか、区別される。
- nullと ” も厳密比較しないと同じとして扱われる。
演算子 | 意味 |
=== | オブジェクトの型も含めて一致している |
!== | オブジェクトの型も含めて一致していない |
変数
通常、厳密な型チェックは行われない。
変数が数値型かどうか
変数の値がinteger型かどうか確認するには、is_int()関数を用いる。
$val1 = 10;
$val2 = '20';
if (is_int($val1)) { .... }
if (is_int($val2)) { .... }
文字列
文字列から数値を取得
- intval()、floatval()、doubleval()関数を使う。
- intval()関数では、第二引数で基数を指定できる。
$imm = intval($str);
16進文字列を数値に変換
- intval()関数の基数を指定する。
$imm = intval('1234', 16);
文字列をセパレータで分解する
- split( ), spliti( ), explode( )関数を使う。
- split( ), spliti( )は、セパレータ文字の指定で正規表現が使える。
- spliti( )はアルファベットの大文字と小文字を区別しない。
- explode( )は正規表現が使えない代わりに高速。
配列
動的配列、連想配列、の機能を持つ。
配列の定義方法
$sample = array('a', 'b', 'c');
配列にキーが存在するか
- array_key_exists()関数を用いる。
- 存在しないキーを用いて値を取得しようとしてもエラーにはならない。nullとなる。
if (array_key_exists('name', $sample)) {
// 存在する
}
ある変数が配列かどうか
- ある変数が配列かどうかを確認するには、is_array()関数を用いる。
- 配列ならtrueを返す。
$result = is_array($table);
配列からの特定の要素を削除する
unset( )関数を用いる。
$sample = array('while'=>7, 'bule'=>2, 'red'=>1);
unset($sample['white']);
配列の要素数を調べる
count( )関数、もしくはsizeof( )関数を用いる。
$i = count($sample);
count()関数について
- 配列もしくはCountableインタフェースを実装したオブジェクトの要素数を返します。
- 普通の変数であれば1。nullであれば0を返します。
- 第二引数でモードを指定することもできる。
- 省略するとCOUNT_NORMAL。指定変数の要素数のみ返す。
- COUNT_RECURSIVEを指定すると再帰的にカウントする。
計算
四捨五入、切り捨て、切り上げ
- それぞれ、round( )、floor( )、ceil( )関数で行う。
- 小数点以下の処理となる。(round( )のみ桁指定可能)
- 例えば、100の倍数になるようにするならば下記のようにして対応する。
$result = floor($value / 100) * 100;
$result = ceil($value / 100) * 100;
$result = round($value, -2);