EPS形式とは
- PostScriptベースの画像形式で、ベクターデータとビットマップデータの両方のデータを含むことができる。
- ベクターデータなので画像の拡大縮小での劣化が少ない。
- http://ja.wikipedia.org/wiki/Encapsulated_PostScript
- MS-Excelで画像ファイル挿入できるため、Adobeイラストレータで作成した画像を貼るときに重宝する。
文字を含むデータの場合はフォントデータ埋め込むのではなく、全てベクターデータに変換する。
EMF形式への変換
ベクターデータならEPS形式よりもEMF形式の方がWindowsでは取り扱いやすい。
WindowsでのEMF形式への変換方法
- GhostScriptをインストールする。
https://www.ghostscript.com/ > downloaded here > GhostScript > Ghostscript x.xx for Windows (xx bit) - pstoeditをインストールする。
https://ja.osdn.net/projects/sfnet_pstoedit/ or http://www.pstoedit.net/ - pstoeditからGhostScriptが呼び出されるので32bit/64bit環境をそろえておく。
- コマンドラインよりpstoeditを実行する。
pstoeditは多くのオプションが指定可能だが、EPS⇒EMFであれば次のように指定する。
H:\> pstoedit -f emf h:\file.eps h:\file.emf
- pstoeditはコマンドラインツールなのでパスが通っていることが重要。
今回はpstoeditのあるフォルダへ移動して、Hドライブのfile.epsを変換することを想定。
参考
WindowsにGhostScriptを入れてPDFをJPEGに分割する。 – それマグで!
https://takuya-1st.hatenablog.jp/entry/20110114/1295000486
【注意】 この記事は過去に別サイトで執筆したものを再掲載したものです。 内容が古くなっていて現在では適用できない場合や、もっと良い方法が出来ている場合があります。 |