DS216jからWOLする

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SynologyのNAS、DS216jからWakeOnLanの信号を発信する方法をメモしておこうと思います。

NASとWakeOnLanというとNASが起動させされる側となっている例の方が多いですが、その逆のパターンです。

SynologyのNASにはDSMというOSが稼働しています。このDSMにはタスクスケジューラという機能があり、任意のコマンドをスケジュールに従い実行することができます。

DSMのコントロールパネルより、タスクスケジューラを開きます。

タスクスケジューラを開いたら、作成>予定タスク>ユーザー指定のスクリプトを選びます。

タスクの識別用に分かりやすい名前を付けます。実行ユーザはrootとします。

予定タスクなので実行時刻/周期について聞かれます。繰り返さない設定で過去の時刻を指定しておきます。(自動で起動しないようにしておく)

最後に実行するコマンドを記述します。起動させたいPCのMACアドレスを指定します。

synonet --wake E0:DB:AB:CD:EF:01 eth0

このようにタスクを作成しておけばいつでも実行することができます。

How To Wake up Windows Machine via WOL from Synology NAS (or any Linux Server)

https://www.nextofwindows.com/how-to-wake-up-windows-machine-via-wol-from-synology-nas

コマンドsynonetとは何ぞや?という人は、SSH接続でNASへ接続してみてコマンドのヘルプを見てみると参考になるかもしれません。

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