こみなのメモ帳

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WordPressを静的サイトとして公開する(2)

AppEngineでサイトを公開してから1か月近く経過したころ、10円くらい料金が発生しているのに気づきました。無料枠にすべて収まる想定だったので完全に想定外です。

明細を見ると、Artifact Registry Storage/Artifact Registry で料金が発生していました。

どうゆこと?

App Engine コンテナ イメージを Artifact Registry に移行する  |  App Engine migration center  |  Google Cloud Documentation

App Engineのコンテナイメージのデプロイに Artifact Registry が使用されるとのこと。そして料金は、

料金  |  Artifact Registry  |  Google Cloud

Artifact Registry料金

0.5GBを超えると、1GBごとに約$0.10/月≒15円/月ほど発生します。

初めのころは特にデプロイを試行錯誤していたので、古いコンテナイメージが消されずに残ることで無料枠を超えて課金となったようです

対策

Artifact Registry にはクリーンアップポリシーという条件に合ったイメージを自動で削除してくれる機能がありますので、これを利用することにしました。

稼働中のアプリケーションのイメージは再起動やスケーリングの際に必要になるので削除してはダメなので、最新イメージを保持、それ以外は消していくルールにします。

Artifact Registry > レポジトリ > gae-standard でレポジトリの編集をクリック、そして設定一覧の中に「クリーンアップポリシーを追加」というボタンを押下します。

保持ルール作成

最新イメージには latestタグが付けられているので保持ルールの条件にします。

削除ルール作成

それ以外のイメージを削除するルールを登録します。今回は1日経過したものを対象としてみました。(入力時は 1d としましたが開きなおすと 86400s になっていました)

クリーンアップポリシーは設定してから実際に実行されるまで、数時間から1日くらいかかるとのことです。しばらく経ってから意図通りイメージが削除されているか確認しましょう。


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